2009.07.21 Tue
「食い物にしないつきあい方」を考える
▼食い物にする
1 食べる物。食物。「―にありつく」
2 自分の利益のために人やものを利用すること。また、その利用される人やもの。「悪徳商法の―になる」
(Yahoo!辞書より)
「食い物にする・しない」の境い目について、考えています。
ここのところ、
農業が他業種から注目を集めていたり
地域おこしを!と都会人が、何もない農村に群がってあれやこれやと……
これまでビジネスには成りえないとされていた部分に
ビジネスチャンスが見出されていて
人の流入がなく長年停滞していた世界に、新しい風が吹き込まれている。
それって農家にとっても、農村に住む人たちにとっても
これまでにないチャンス!
とってもいいことだと思いつつ、その一方でどうも頭にちらつくのが
「食い物にする」
という言葉。
私は、生産農家さんとタッグを組んで
それぞれの農家さんの作った農産物をネットに載せて
全国に通販するというシゴトをやってます。
自分では、対等なビジネスパートナーとして
生産農家さんといい関係を築けていると思ってやってますが
これまで1人だけですがこんなことを言う農家さんがいました。
「アンタは、農家を使って楽して儲けてるだけやんか。
わしらを食い物にしてるやろ?」
げげっ……と思いました(笑)
けど、それって何かしら
関係のバランスが偏っているところがあったんですよね。
労力と利益のバランス。
意思疎通しきれていないことからの、理解のバランス。
価格や販売方法などに対しての決定権のバランス。
それぞれが思う「利益」「目的」に対しての達成度のバランス。
基本「食い物にしている」なんてつもりはないですし
何より、そんなこと言われながらでは関係が続かないので(^^;
意見が出るたびに擦り合わせをしつつ、
各農家さんとの関係をぼちぼちと保ってきましたが
その、バランスを保つための擦り合わせどころか
違和感や不満を口を出すことすらせず
一方的な関係「食い物にする・される」が発生していることが
農業・地域おこしが注目される今、増えてるんではないかなと思います。
いや、違和感や不満を「感じること」すらできなくて
何となーく、都会側の思惑にハマっているということが多いかも。
農家のお父さんお母さん方って「都会」に弱いんですよね。
ちょっと達者な人だと冷静に判断するところかもですが
そうでない純朴な人たちだと
都会から新しげな提案を持ってきた人が「救世主」に見えてしまう。
この人の言うことを聞いていれば
自分たちのやってきたことが世に広がる!とか、報われる!とか。
そんな甘い期待をかけてしまうから、つい判断が鈍くなる。
そんなこんなで過程は楽しいのだけども
気づいた時には「あれ、何がしたかったんだっけ?」と。
自分たちも、多少のリスクを背負って動いたものの
それに見合った成果は……?
というか、そもそも自分たちは何がしたかったんだろう?と
農村側がただ踊らされていたことに気づいた頃には
仕掛けた都会側の人たちは、自分たちの目的を果たしてフェードアウト。
そんな経験を一度二度やっちゃって
「農業やら地域おこしやら流行っとるといっても、
ワシらにはなーんも旨味あらへん。
食い物にしよるヤツが増えただけやし」
とブチブチ言っていじけ半分になっている
農業法人の理事のオッチャンも身近にいるんですけどね。
もったいないなぁ……と思うんです。
一方的に利用されるのではなく
今、注目を集めやすいこのタイミングを農村側もうまいこと利用して
自分たちの考える「成果」をがっちりモノにできるぐらいの
知恵をつけてくれたらいいのになぁ、と。
その知恵をつけてもらうために、自分にできること、
または、一方的に利用するのではなく
相手側の成果も考えながら、対等ないい関係を築くこと。
ビジネスという点で見ると
知識も経験も「弱者」になりがちな人たちを相手にしているので
ただ、自分の利益ばかりを追求するのではNG、
「食い物にしてる」なんつーことを言われない関係のバランスを
常に考えていかないといけないなぁと思ってます。
何よりホント
自分の仕事にとってはそこが生命線なんですよね。
1 食べる物。食物。「―にありつく」
2 自分の利益のために人やものを利用すること。また、その利用される人やもの。「悪徳商法の―になる」
(Yahoo!辞書より)
「食い物にする・しない」の境い目について、考えています。
ここのところ、
農業が他業種から注目を集めていたり
地域おこしを!と都会人が、何もない農村に群がってあれやこれやと……
これまでビジネスには成りえないとされていた部分に
ビジネスチャンスが見出されていて
人の流入がなく長年停滞していた世界に、新しい風が吹き込まれている。
それって農家にとっても、農村に住む人たちにとっても
これまでにないチャンス!
とってもいいことだと思いつつ、その一方でどうも頭にちらつくのが
「食い物にする」
という言葉。
私は、生産農家さんとタッグを組んで
それぞれの農家さんの作った農産物をネットに載せて
全国に通販するというシゴトをやってます。
自分では、対等なビジネスパートナーとして
生産農家さんといい関係を築けていると思ってやってますが
これまで1人だけですがこんなことを言う農家さんがいました。
「アンタは、農家を使って楽して儲けてるだけやんか。
わしらを食い物にしてるやろ?」
げげっ……と思いました(笑)
けど、それって何かしら
関係のバランスが偏っているところがあったんですよね。
労力と利益のバランス。
意思疎通しきれていないことからの、理解のバランス。
価格や販売方法などに対しての決定権のバランス。
それぞれが思う「利益」「目的」に対しての達成度のバランス。
基本「食い物にしている」なんてつもりはないですし
何より、そんなこと言われながらでは関係が続かないので(^^;
意見が出るたびに擦り合わせをしつつ、
各農家さんとの関係をぼちぼちと保ってきましたが
その、バランスを保つための擦り合わせどころか
違和感や不満を口を出すことすらせず
一方的な関係「食い物にする・される」が発生していることが
農業・地域おこしが注目される今、増えてるんではないかなと思います。
いや、違和感や不満を「感じること」すらできなくて
何となーく、都会側の思惑にハマっているということが多いかも。
農家のお父さんお母さん方って「都会」に弱いんですよね。
ちょっと達者な人だと冷静に判断するところかもですが
そうでない純朴な人たちだと
都会から新しげな提案を持ってきた人が「救世主」に見えてしまう。
この人の言うことを聞いていれば
自分たちのやってきたことが世に広がる!とか、報われる!とか。
そんな甘い期待をかけてしまうから、つい判断が鈍くなる。
そんなこんなで過程は楽しいのだけども
気づいた時には「あれ、何がしたかったんだっけ?」と。
自分たちも、多少のリスクを背負って動いたものの
それに見合った成果は……?
というか、そもそも自分たちは何がしたかったんだろう?と
農村側がただ踊らされていたことに気づいた頃には
仕掛けた都会側の人たちは、自分たちの目的を果たしてフェードアウト。
そんな経験を一度二度やっちゃって
「農業やら地域おこしやら流行っとるといっても、
ワシらにはなーんも旨味あらへん。
食い物にしよるヤツが増えただけやし」
とブチブチ言っていじけ半分になっている
農業法人の理事のオッチャンも身近にいるんですけどね。
もったいないなぁ……と思うんです。
一方的に利用されるのではなく
今、注目を集めやすいこのタイミングを農村側もうまいこと利用して
自分たちの考える「成果」をがっちりモノにできるぐらいの
知恵をつけてくれたらいいのになぁ、と。
その知恵をつけてもらうために、自分にできること、
または、一方的に利用するのではなく
相手側の成果も考えながら、対等ないい関係を築くこと。
ビジネスという点で見ると
知識も経験も「弱者」になりがちな人たちを相手にしているので
ただ、自分の利益ばかりを追求するのではNG、
「食い物にしてる」なんつーことを言われない関係のバランスを
常に考えていかないといけないなぁと思ってます。
何よりホント
自分の仕事にとってはそこが生命線なんですよね。
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